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こんばんは。 【病気?】藤木直人が激やせ!! です。よろしくお願いします。
本名:藤木直人、1972年7月19日生まれ、岡山県倉敷市出身。
双子の兄がいる。早稲田大学理工学部2年のとき、「メンズノンノ」のモデルに自薦応募。
最終審査で落選するが、芸能事務所からスカウトされ、4年在学中に「花より男子」で俳優デビュー。
大学卒業後、「世界の果て」でCDデビュー。
歌手、ミュージシャンと俳優をバランスよくこなすマルチタレント。
一時期、激やせで病気の噂がネット上でも飛び交っていた藤木直人。
2013年後半あたりから、激やせが続いていたようです。ただし、病気でやせたわけではないようです。
山下智久扮する「あしたのジョー」が2011年に公開され、大ヒットしました。
主演のジョーを演じる山下智久は役作りのため、約10キロの減量が話題になりました。
宿命のライバルとなるのが力石徹。
演じたのは伊勢谷友介でした。
力石徹は、矢吹ジョーより何階級も重い階級からジョーと対戦するため大幅な減量にチャレンジする役柄。
シリーズ第2弾の今回、力石徹役を演じたのが、藤木直人です。
力石といえば過激な減量で激やせし、幽霊のような姿でリングにあがりで死んでしまう役。
若いファンはご存じないでしょうから、ここで原作やアニメのおさらいをしましょう。
「あしたのジョー」は1967年12月~1973年5月にかけて「週間少年マガジン」に連載された人気漫画です。
原作は高森朝雄(「巨人の星」原作時は梶原一騎)、作画はちばてつや。
テレビアニメとしては、1970年4月~1971年9月まで放送されました。
テレビアニメは「あしたのジョー2」として1980年10月~1981年8月まで放送されています。
さて、山下演じるジョーと藤木直人演じる力石の出会いは、少年鑑別所の中。
鑑別所から脱走を試みるジョーをコテンパンに叩きのめす力石。
その力石が先に出所し、プロボクサーとしてデビュー、破竹の連勝中に、ようやくジョーも出所し。
プロボクサーのライセンスを取得し、何とか力石との対戦を実現させます。
本来ウエルター級の体重からジョーのバンタム級まで体重を落とした力石。
なんと12キロの激やせです。
ご存知のように、ボクサーの試合体重は減量後の体重。
たいていのボクサーは5~10キロ程度の減量をします。
そこから計算すると20キロ程度の減量、本当の激やせです。
少年マガジン連載中の人気は、大変なもので、1970年に起きた「よど号ハイジャック事件」では、ハイジャック犯が「われわれはあしたのジョーである」と声明を残しています。
3年前、力石を演じた伊勢谷は、67kgの体重を57kgまで減量。
体脂肪率を15%から3~4%へと激やせしました。藤木直人も激やせしないわけにいきません。
役者にとって、力石の役は主役の矢吹ジョー以上に魅力的な役なので、伊勢谷に劣らず、藤木直人もはまってしまいました。
藤木直人も減量に励み、10キロ程度の激やせに挑戦したのです。
藤木直人の公称サイズは180cm、65kg。オープンにしていませんが、55kg程度までは激やせしたはずです。
藤木直人にとって、この役が始めての激やせではありません。
2004年のドラマ「愛し君へ」で病気に犯されるカメラマン役を演じた際にも、激やせにチャレンジしていました。
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ボクサーらしく激やせするため、藤木直人は1日4時間のトレーニングに取り組みました。
藤木直人も病気の激やせとボクサーの減量と激やせとは演じ別けているのかもしれません。
藤木直人の減量は苛酷です。なんと一日バナナ3本しか食べていません。
それだけでも、激やせしてしまいますが、 藤木直人は長時間のトレーニングも体験。
激やせして当たり前ですね。当時、藤木直人が出演していた「ドクターX~外科医・大門未知子~」では医者の役なのに、病人のように激やせしていました。
あまりに急激な激やせで病気でもないのに、藤木直人はドラマの撮影中に倒れてしまったこともあるそうです。
このこともあり、藤木直人の減量には専属の医師が付きながら行われていたと言われています。
藤木直人の座右の銘は「継続は力なり」というだけに、食事制限も誘惑に負けず頑張りました。
役者ですから、どんな役でも演じ分けるのが仕事ですが、藤木直人にとって、激やせとは別に力石の役には年齢的な問題があります。
若く見えるといっても、藤木直人は既に42歳、力石役を演じているときでも41歳。
力石の年齢はストーリー展開から想定して20歳前後です。
倍以上の年齢差を演じるには、藤木直人がいくら努力しても、いくら激やせしても、無理があるのではないでしょうか。
藤木直人の様子を見ると、老けているせいかガンか何かの病気のようです。
頬もこけてしまって、リングに上がってボクシングをする余力もなさそうです。
藤木直人に限らず、俳優という職業は、演技を極めるために一般人には想像できないような努力をしています。
賛否両論あるでしょうが、老人を演じるため、歯を抜いてしまう役者もいるほどです。
松田優作は、「野獣死すべし」で主演したとき10kg以上激やせした上、奥歯を上下4本抜きました。
「異母兄弟」に出演した三國連太郎は老人役を演じるため、上下の歯を10本抜きました。
激やせしても体重は戻りますが、抜いた歯は生えてきません。ここまで役にこだわるのは、役者魂というより、一種の病気といえます。
ハリウッドに目を転ずれば、役者バカの病気と呼べるのは、ロバート・デ・ニーロが有名です。
ロバート・デ・ニーロの役作りに対する徹底した姿勢は話題になることが多いので、知っている人も多いでしょう。いくつか挙げてみましょう。
1976年の「タクシードライバー」では2週間、実際にタクシー運転手としてマンハッタン界隈を流し、役作りで15キロの激やせに成功しました。
1984年の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」では、ユダヤ人主人公になりきるため、ユダヤ人家庭にホームステイしました。
1991年の「ケープ・フィアー」では凶悪犯を演じるために、5000ドルかけて歯を矯正し、撮影後、2万ドルかけて元に戻しました。
デ・ニーロの病気ともいえる演技へのコダワリの集大成は1980年の「レイジング・ブル」です。
主人公はプロボクサー世界チャンピオンで引退後の肥満体型を表現するため27kgも増量しました。
最近のハリウッドにも役者バカの病気の持ち主、クリスチャン・ベールがいます。
映画「マシニスト」で1年間寝ていない不眠症の病気の主人公を演じました。1日にリンゴ1個とツナ缶1つだけの食事を続け、最終的に30キロの激やせ。
映画界ではおそらくこれが激やせ記録のはずです。
その後、半年で32キロのウエイトアップに成功しました。
6ヵ月後に「バットマン・ビギンズ」の仕事が入っていたからです。
当然、筋肉ムキムキの体も求められるので、過食だけでなくトレーニングも必要です。
役者の職業病、役になりきるための極端な自己犠牲を病気と呼ぶのは本人には失礼かもしれませんね。
どうも藤木直人は病気には無関係のようです。
藤木直人が病気になったのは、「愛し君へ」の役の上だけ。
この役、ファンの方は覚えているかもしれませんが、ベーチェット病という病気です。
ベーチェット病とはどんな病気でしょうか。
原因は不明の病気だけに怖い病気です。トルコの医師フルス・ベーチェットが最初に報告した病気なので、この病名になりました。
目や口、皮膚、外陰部のほか、神経、消化管、関節、血管をおかす全身性の病気です。
眼の症状の場合は、眼の痛み、かすみ眼、充血などが起こり、重症化してしまうと、失明することもあります。
芸能界で話題になった例では、EXILEのMATSUのケースがあります。
2007年1月にフジテレビで放送された「EXILE~6年目の真実」の番組内でベーチェット病におかされていることを告白しました。
左目の視力はほとんど失っていることを明らかにしています。
高校時代からベーチェット病で、「朝起きたら見えなくなっていた」と語っています。
MATSUの病気は事務所によると、眼、口内、皮膚、外陰部全てに症状が出ている「完全型」ですが、最近は治療法や処方薬が進んでいるので、失明の可能性は減っているそうです。
この病気による死亡率は2~4%程度とされるので、その点は安心かもしれません。
藤木直人は、リアルに役を演じるため、努力する人ですが、その努力を他人にアピールするのが好きではないようです。
ネットで調べても、力石になりきるための激やせ努力など、検索してもヒットするのはわずかです。
もう少し、アピール上手になれば、俳優としてもランクアップするのではないでしょうか。
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