太った芸能人、やせた芸能人を取り上げ、ダイエット情報を発信している安川です。






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こんにちは。 【病気】いっこく堂が激やせ!? よろしくお願いします。

本名:玉城一石。

1963年5月27日生まれ、神奈川県高座郡寒川町出身。

沖縄県の高校に在学中、教師のまねをしていたのがものまね芸の原点。

卒業後、俳優を志望し日本映画学校入学し、その後劇団民藝入団。

宴会芸で披露した腹話術を先輩俳優・米倉斉加年から認められ、海外留学し修業に励んだ。

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2011年以降は、腹話術とものまねのコラボ芸で話題を集めている。

6月10日放送の「ナカイの窓」に出演したいっこく堂。久々のテレビ出演で、その激やせぶりが話題になっていました。

この日の企画は「世界で活躍するパフォーマーSP」の第2弾で、海外公演の経験者として陣内智則がゲストMCを務め、いっこく堂をはじめ、が~まるちょぼやマジシャン魔耶一星などが一堂に会しました。
他にもBMXライダー・池田貴広、ダンサーの蛯名健一が中居正広と陣内智則の質問に答え、意外な一面を見せます。

いっこく堂はこれまでの腹話術師では不可能とされていた、マ行とバ行、パ行の発音方法を公開し、中居と陣内を驚かせます。

番組内では披露できませんでしたが、いっこく堂の腹話術にはエピソードがいろいろあります。

歯が一本欠けているため声が歯の隙間から出るので、顎を全く動かさずに声を出すことが可能だといいます。

パ行やバ行の破裂音を発することができるのは、下唇を破裂させる代わりに口の中で舌を使っているのだそうです。

いっこく堂が舌で破裂音を出せると思いついたのは腹話術をはじめて3年目、それから練習を積みかさねて4年の歳月をかけたといいます。

人形の声を入れ替えたり、唇が動いた後に声を出す時間差芸など研究熱心ないっこく堂は、オリジナルの芸を次々発表してきました。

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海外留学の経験を活かし、英語による腹話術も覚え、まさに世界で活躍するパフォーマーに上り詰めたのです。

「ナカイの窓」に出演したいっこく堂ですが、久々のテレビなのでその激やせぶりが目立ちましたが、激やせしだしたのは昨年夏ごろから。

激やせの原因を病気と決めつけてしまうのも、今井雅之のがんによる凄絶な激やせぶりの記憶が残っているからでしょうか。

その後、激やせした漫才コンビの今いくよががんで死亡したので、激やせと病気を結びつけてしまいやすい時期でもあります。

実はいっこく堂が病気だったのは事実。ただしその病気はがんではありません。

それも1年以上前の話です。

昨年年明けの3日、尿管結石という病気でいっこく堂は救急搬送されていたのです。

いっこく堂のブログによると、その前日2日に都内のディナーショーでステージを終えて帰宅、3日の夜中に突然の激痛で目を覚ましたのです。

いっこく堂は家族の通報で救急車を呼べたのが救い。

一人だったらどうしたのでしょう。

実はこの病気、あまりの激痛のため、救急搬送の多い病気です。

その名の通り、尿管を石がふさぎ、激痛を起こす病気。

石の大きさによって痛みや治療法も異なります。

この病気といっこく堂の激やせを結びつける人も多いようですが、実際は激やせが目立ってきたのは昨年夏のこと。

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半年以上のタイムラグがあります。

それに激やせとこの病気はあまり関係がないのです。

この病気について少し調べたので説明します。

尿管結石は尿路結石ともいいますが、男性で15%、女性では7%がかかる病気です。

20歳~60歳代の男性、女性では閉経後に罹りやすい病気なのです。

尿の通り道は、腎臓、尿管、膀胱、尿道がありますが、このどこかに石がたまる病気で、その場所によって病気の呼び方が変わります。

腎臓に石ができれば腎結石。






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尿管にできれば尿管結石と病気の呼び方を変えるのです。

石ができることを結石といいますが、この石の成分はシュウ酸カルシウム、リン酸カルシウムなどカルシウム結石が80%以上を占め、そのほかに尿酸でできる結石が5%だそうです。

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これらの濃度が高くなって固まる病気なので、体内でシュウ酸や尿酸の濃度が高くならないようにする必要があります。

この病気を予防するためには、水を多く飲むことを勧められますが、シュウ酸を体内に残さないためなのです。

この病気の予防法は次のようになります。

1.1日2リットルの水分を摂取する

2.カルシウムを摂取する

3.クエン酸、マグネシウム、食物繊維を摂取する

4.シュウ酸を含む食品を摂取しない

5.脂肪分の摂取を控える

6.寝る直前の食事を控える

我々は普通1日に1.2リットル程度尿を排出しますが、尿管結石を予防するには、尿を補うだけでは不十分なので、2リットルは水分を摂取する必要があるのです。

2のカルシウムの摂取については、カルシウムが尿中のシュウ酸濃度を下げてくれるからです。

3のクエン酸。元々体内の疲労物質を除去する成分として有名ですが、尿中のカルシウムが結石になるのを防ぐ作用もあります。

マグネシウムや食物繊維も同様の作用がありますが、これらは穀類など炭水化物に多く含まれており、ダイエットで糖質カットすると結石予防には逆効果になるようです。

4のシュウ酸を多く含む食品ですが、竹の子、チョコレート、ココア、紅茶、ほうれん草などが挙げられます。

シュウ酸を含む食品をとる場合、カルシウムと一緒に摂るという工夫もあります。

紅茶にはミルクを入れ、ほうれん草にはジャコを添えるなどで改善されるようです。

5の脂肪分を控えると6の寝る前の食事を控えるに関しては、両方とも健康的な食事やダイエットの条件。

夜寝る直前に食べたものが尿中に排泄されるために、尿中の成分濃度が高まり、結石化し病気の原因になるのです。

できるだけ寝る4時間前には夕食を済ませることがポイントの一つ。

毎日のようにステージをこなすいっこく堂には守りにくい習慣ですが・・・。

この病気の予防は以上ですが、病気が発症したら、治療はどのようにするのでしょうか。

残念ながらカルシウムを含む結石は薬で溶かすことは無理。

結石の大きさに関わらず、まずは鎮痛剤で痛みを抑えます。

次に、自然に排出(自然排石)できるか、つまり対外に排出できるかどうかが病気治療のポイントです。

一般的に大きさが5㎜位までの石なら自然排石を待ちます。

水分を多量にとって尿の量を増やすとともに、ジャンプや縄跳びのような運動をしましょう。

泌尿器科では排石促進剤や鎮痛剤を出してくれます。

縄跳びが病気治療とはまるで冗談。いっこく堂も縄跳びしたのでしょうか。

結石が5㎜以上の大きさであれば、ESWL(体外衝撃破砕石術)を行います。

体外から結石に焦点をあわせて、衝撃波を当てて結石を砂状に破砕して尿と一緒に排出させる方法です。

この病気の治療法、現在では90%以上はESWLを行っているので、手術でメスを入れることはないのです。

いっこく堂もおそらくこのESWLで病気を治療したのでしょうが、あの激やせはどうしてでしょうか。

考えられるのは生活改善で激やせした可能性があります。

脂肪分を控えて、就寝前の食事を控えれば、激やせへの効果も大きいはず。

もう一つの理由は、毎日の10㎞ランニングによる激やせ。

これはいっこく堂の趣味だそうです。

ランニングを趣味にしていても、せいぜい5キロ程度が一般的。

いっこく堂の場合は10キロも走るのです。

10キロといえばおよそ1時間走ることになります。

いっこく堂が激やせしても当然です。

ランニングによるカロリー消費は、体重×距離=消費カロリーで計算できます。

いっこく堂の体重が60㎏なら、10㎞走れば約600kcalの消費カロリーです。

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健康的な食事と一食分のカロリー消費。

これだけでもいっこく堂の激やせは十分促進されますが、もう一つ別の理由があります。

それはいっこく堂の職業、腹話術。いっこく堂は毎日8時間の練習をします。

8時間も練習すればかなりのカロリー消費。

これも激やせの理由といえるのです。

世界で認められるいっこく堂の腹話術。

実は人知れない努力のおかげなのでした。












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